ある日突然、「WordPress」の画面が、真っ白になってしまったらどうしますか?
「WordPress」はとても優れたシステムですが、デリケートな部分もあるので、何かしらの原因でデータが飛んでしまい、ブログが消えてしまうなど最悪の結果になるケースもあります。
私だったらショックで半年くらい寝込んでしまうかもしれません。(笑)
そうなってしまう前に絶対にバックアップをしておくことをお勧めします。
万が一、ブログがすべて消えてしまってもバックアップがあれば、復旧する事が出来ます。
ここでは、初心者でも安心の全自動でバックアップしてくれる「Back WP Up」というプラグインのインストールから、設定の仕方までを解説していきます。
目次
プラグイン「Back WP Up」をインストールする
手順1
「WordPress」ダッシュボードで「プラグイン」⇒「新規追加」をクリックします。
次に検索窓に「Back WP Up」と入力します。
すると、このように「Back WP Up」の広告が表示されるので、「今すぐインストール」をクリックします。
次にダッシュボードの「新規ジョブを追加」をクリックします。
一般設定
手順2
最初はこのように書き込まれていたり、チェックがされていますが、これから新たに書き換えをしていきます。
このように書き換えとチェックを行って下さい。
分かりやすい名前が思いつかなければ、「file backup」でもOKです。
デフォルトのままでOKというところは、いじらなくてOKです。
アーカイブ形式は「Windows」を使っている場合は「Zip」、「Mac」を使っている場合は「Tar GZip」にチェックを入れて下さい。
赤枠の所にチェックを入れたら、「変更を保存」をクリックします。
スケジュールの設定
手順3
先程の「変更を保存」をクリックしたら、ページの先頭に再び戻って「スケジュール」をクリックします。
すると、「スケジュール」の設定画面が開かれるので、同じようにチェックして下さい。
スケジューラタイプは「基本」にチェックします。
スケジューラはアクセスの少ない時に設定した方がいいので、毎週日曜日、午前3時に行うという設定にしてあります。
また、ここでの1週間に1回のバックアップの設定の意味は、ファイルのサイズが大きいので、サーバーに負担をかけないようにする為です。
設定が済んだら、「変更を保存」をクリックします。
ファイルの設定
手順4
先程の「変更を保存」をクリックしたら、ページの先頭に再び戻って「ファイル」をクリックすると、ファイルの設定画面が開かれますが、ここでは何もイジる必要はないので、一番下まで進み「変更を保存」をクリックします。
宛先:フォルダの設定
手順5
先程の「変更を保存」をクリックしたら、またページの先頭まで戻り、「宛先:フォルダ」をクリックして設定画面を開きます。
「バックアップを格納するフォルダ」はデフォルトのままでも大丈夫ですが、出来れば文字列最後の「/」の後ろに、何か分かりやすい名前を付けたした方がより良いと言えます。
付けたす名前は「file-backup」などが、いいでしょう。
その下にある、「フォルダ内に保持するファイルの数」は12~15の設定でOKです。
設定が済んだら、「変更を保存」をクリックします。
バックアップされたかを確認する
手順6
先程の「変更を保存」をクリックすると、画面上部に「今すぐ実行」の文字が現れるので、それをクリックします。
次に下のようにインジケーターが100%になれば、バックアップ完了です。
手順7. 実際にバックアップしたファイルを確認してみる
ダッシュボードの「バックアップ」をクリックします。
次に「ダウンロード」をクリックします。
次にパソコンの「スタートボタン」⇒「PC User」⇒「ダウンロード」⇒「backwpup」の順に開いていきます。
赤枠内のようにこの3種類のファイルがあればOKです。
データベースのバックアップ・一般を設定する
手順8
ダッシュボードの「新規ジョブを追加」をクリックします。
画像の解説の通りに入力して、同じようにチェックをして下さい。
使っているパソコンによってチェックする所を選択します。
画像と同じ所にチェックを入れたら、「変更を保存」をクリックします。
データベースのバックアップ・スケジュールを設定する
手順9
先程の「変更を保存」をクリックしたら、ページの先頭に戻り、「スケジュール」のタブをクリックします。
画像と同じにチェックを入れます。
スケジューラタイプは「基本」のままでOKです。
スケジューラは1日1回、深夜3時に設定して、「変更を保存」をクリックします。
データベースバックアップ・DBバックアップを設定する
手順10
画像と同じようにチェックを入れたら、「変更を保存」をクリックします。
データベースバックアップ・プラグインを設定する
手順11
今度はページ先頭にある「プラグイン」のタブをクリックして下さい。
ここはすべてデフォルトのままでいいので、「変更を保存」をクリックします。
データベースバックアップ・宛先:フォルダを設定する
手順12
今度はページ先頭の「宛先:フォルダ」のタブをクリックします。
バックアップを格納するフォルダは「手順5」で解説したように文字列最後の「/」の後ろに付けたす場合、ここではデータベースのバックアップなので、「database-backup/」と入れるといいでしょう。
「フォルダー内に保持するファイルの数」は1か月分のデータを保存をするので、「30」としておきます。
すべてが済んだら、「変更を保存」をクリックして完了です。
まとめ
このようにバックアップという手を打っておけば、「WordPress」のデータが全部飛んでしまったなんてことになっても慌てずに済みます。
とはいっても実際にそうなったらなったで、かなりパニックになることが予想されますが、そこはちゃんと落ち着いて対処しましょう。
万が一の時の復旧の方法と、サーバーの移管時に役立つ「手動バックアップ」の方法についてはまたの機会に解説します。
大事な事なので、もう一度言います。
「WordPress」のバックアップは絶対です。