ブログ開設当初はPV数どころか、アクセス数なんてほとんどないのが当たり前なので、とにかく記事数を増やさないことには、検索にも引っ掛かりません。
そしてようやく記事数も増えてくると、アクセスもそれなりに増えてきますが、そのままだとブログ内での回遊率も低く、直帰率が高かったりして、PVが伸びないといった悩みも出てきます。
そこで今回は、そんなに難しいことをせずに回遊率をUPさせ、PV数を上げる方法を解説します。
目次
回遊率を上げてPV数をアップさせる仕組みを作るには?
回遊率を上げる仕組みを作る前にいくかの条件があります。
- で解説する方法は、まだ記事が少ない段階でも関連する記事がいくつかあれば、実践できます。
- の方法は、読む側にとって「役に立つ記事」をある程度増やしたうえで、行うということが前提となります。 (どのページが良く読まれているかなどのデータを元に行っていく為です。)
- の方法は、データが取れない初期の段階でも取り組むことは出来ますが、やはり記事数があった方が良いといえます。
これらの仕組み作りは、決して裏技的なものでもなく、ごく普通に実践されているので、特別な方法ではありませんが、ブログで集客するうえでけっこう重要だったりするので、知っておいて損はありません。
しかし、特別な方法ではなくても、間違った知識で行ってしまうと、あまり意味のないものとなってしまいますので、その辺も踏まえて解説していきます。
1. 内部リンクを張る
内部リンクは自分のブログ内の記事と記事をリンクで繋げるということです。
例えば、書いた記事の途中、または一番下に、違う記事のURLを仕込んだテキストリンクを貼り付けて、そのページにアクセス出来るようにします。
つまり読んでいる人が、そこの記事も気になってクリックすれば、新たなページが開かれるので、PV数がUPするという訳です。
内部リンクの具体的な張り方
記事が増えたからと言って、あれもこれも記事の内容に関係なく、手当たり次第にリンクを張ってはいけません。
リンクを張ろうとしている記事と記事に関連性がなければ、あるいは次へのステップ的な要素がなければ、なかなか読んでもらえないどころか、鬱陶しく思われてしまいます。
そこをちゃんと理解しないで、まるで親の敵のようにリンクを張りまくると、ブログ内が目茶苦茶な作りになり、いろいろな意味でも非常に良くありません。
テキストリンクを貼り付ける時の注意点
- テキストリンクの色は水色または青が基本
- テキストリンクはリンク先の内容がざっくりと解る文章で
- テキストリンクはURLの文字列のまま貼り付けない
などの点にも気を付けましょう。
内部リンクの貼り付け例
下の画像は、無料ブログサービスを使う事のリスクについて解説した記事の、一番下に貼り付けたテキストリンクです。
テキストリンクにはリンク先である記事タイトルが青で表示されています。
ここがポイント!
このように「無料ブログ危険」⇒「リスクの少ないブログ運営の仕方」というように、出来るだけ良い方へと、あるいは「この記事も参考になるよ」と、読む人を案内してあげようという感じで、作り込んでいくことがカギとなります。
2. 内部リンクのさらに効果的な張り方
これまで解説してきた内部リンクの貼り方は、基本的な方法に過ぎませんが、非常に効果があります。
しかし、そのリンクの張り方も工夫次第では、PV数をさらに上げることだって可能なのです。
これから解説するリンクの張り方も、決して裏技ではありませんが、先程述べたリンクの張り方だけにとらわれ過ぎて、なにげに気付いていない人も多いかも知れません。
どの記事が多くアクセスされているかを調べる
GoogleのSearch Console(サーチコンソール)を使うと、どんな記事が多くアクセスされているかを知ることが出来ます。
Search Consoleで調べたアクセスの多い記事と、関連した記事、または次のステップにつながる記事とが繋がるようにリンクを張ります。
ここで間違えてはいけないのが、「関連付けたい記事」から、「アクセスの多い記事」に向けてテキストリンクを貼り付けるのではなく、「アクセスの多い記事」から、「関連付けたい記事」に向けてテキストリンクを貼り付けるということです。
つまりこんな感じ
- 関連付けたい記事⇒アクセスの多い記事=間違い
- アクセスの多い記事⇒関連付けたい記事=正解
なぜか?といえば、もうお解りですね。
最初の「関連付けたい記事」は特別アクセスが多い訳ではないので、その記事自体にアクセスされることがなければ、結果的にせっかくリンクを張った「アクセスの多い記事」も読まれないので、あまり意味がないとなってしまいます。
逆に「アクセスの多い記事」からのリンクという流れであれば、普段読まれることの少ない記事へのアクセスと、PV数を大幅にUPさせることが可能になってくるのです。
3. 関連記事の画像付き一覧を表示する
すでにご存じかと思いますが、ブログ記事の最後によく見るようなコレがそうです。
「WordPress」では、テンプレートによって、最初からそのようにカスタマイズされている物もありますが、そうでないテンプレートには、自分でカスタマイズする必要があります。
この関連記事の一覧があると、読者の目を引くので、そこでも回遊率UPが望めます。
関連記事一覧を表示するプラグインが使える
現在使っている「WordPress」のテンプレートに、関連記事の設置がない場合は、専用のプラグインを使えば簡単に設置することが出来ます。
「Related Posts」というプラグインは、一覧に表示する記事の数を設定したり、表示の仕方をオシャレにしたりと、自由なカスタマイズが可能なうえに、回遊率UPも望めるので、使って楽しいプラグインの1つといえるでしょう。
関連記事を一覧表示する方法はこちらの記事で>>お洒落な関連記事一覧で記事下にも注目を集める!|プラグイン『WordPress Related Posts』の設定
まとめ
今回はPV数を伸ばすための3つの方法を解説してきました。
おさらいをすると、まず、ある程度の記事数を増やしたうえで、ブログ内にいろいろと仕掛けをしていくということになります。
- 書いた記事⇒関連した記事・次のステップになる記事へのリンク
- アクセスの多い記事⇒関連記事へのリンク
- 関連記事の一覧表示
また、この方法を行う以前に読み手にとって役立つ記事を書くことが大前提になるということを忘れてはいけません。
中身のないダメな記事ばかりだと、せっかく内部対策をしても高い効果は望めなくなってしまうので、そこは気を付けましょう。
記事内でリンクを「張る」と「貼る」の両方を頻繁に使いました。
・張る⇒記事と記事の間にリンクを張る
・貼る⇒記事にリンクを貼り付ける
と、このような使い分けをしました。
「張る」は「記事と記事の間にチェーンやロープなどを張る」と、イメージすると解りやすいですね。
関連記事を一覧表示する方法はこちらの記事で>>お洒落な関連記事一覧で記事下にも注目を集める!|プラグイン『WordPress Related Posts』の設定
テキストリンクは大体、記事の最後の方に入れたりしますが、必要性があれば記事の途中に入れるのも効果的です。
しかし必要性もないのに、やたらと途中にテキストリンクを貼り付けるのは良くありません。